初段審査を受けて
2009.6
森田 一成
 合気道は、力ではなく技を主体とし、それぞれの熟度に応じた稽古ができることから、年齢性別関係なく、長く続けることのできる武道です。私は、ちょうど健康のために、人生の後半に何かできることをしたいと思っていた時に、合気道と出会いました。「継続は力なり」何事も継続することが大切と、よく言われます。ただ、私は、人生の途中から始めたこともあり、最初のころは体力面でのことや、稽古についていけるかなど不安でした。しかし、最初はできないのではないかと思っていたことが、次第に身につくにつれ、少しずつではありますが自信を持てるようになりました。また、継続することで、それまでは見えていなかった物事のいろいろな面が見えてくるようになり、視野が広がるとともに、ライフプランの一つとして、楽しみや目標が生まれてきました。
「よろしくお願いします。」「ありがとうございました。」稽古の時に必ずこのあいさつをします。普段、私たちはあいさつをするときに、相手の様子を見ながら声をかけることがあると思います。合気道では、常に相手の様子を見て、相手の状態に合わせた稽古を求められます。お互いに相手のことを見ながら稽古をすることにより、相手を思いやるということが自然に身についてきます。合気道は、お互い切磋琢磨することにより、心身の練成を図ることを目的としており、まだまだ学ぶべきことが沢山あると感じています。これからも自分自身の健康はもちろんのこと、精神の鍛練の場としても、長く続けていきたいと思います。
 最後になりますが、今回、こうして昇段という大きな節目を迎えることができたのも、先生を始め先輩方のご指導のおかげだと感謝しています。       

2009.6.15